ノンストップアクションドラマ 「24 -TWENTY FOUR-」

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「連邦捜査官のジャックバウアーだっ!」
「CTUのジャックバウアーだっ!」

で、お馴染みの「24 -TWENTY FOUR-」

後に連邦捜査官ではなくなりますが。

後半のシーズンではただの民間人なのですが、捜査に必要なため走行中の車に銃を向けて

「ジャックバウアーだっ!車を借せー」

とか、まあめちゃくちゃなシーンなどが有名ですよね。
アメリカの制作会社イマジン・エンターテインメント社が製作し、2001年からFOXで放送されたアクションテレビドラマで、
ヨーロッパ、オーストラリア、中南米、台湾など、世界中で放映され、日本でもシリーズ累計レンタル回数が3億回を超えるという、
海外ドラマにまったく興味がない人でも一度は名前は聞いたことがあるといっていい超有名人気海外ドラマです。

内容としては、キーファー・サザーランド演じるジャック・バウアーが、アメリカ合衆国のテロ対策ユニット(Counter Terrorist Unit、略称:CTU)の捜査官として、
様々なテロリストとの戦いを描くアクション物です。
ゴールデングローブ作品賞・主演男優賞、エミー賞など数多くの賞も受賞しています。

最大の特徴としては、日本での放送での冒頭に毎話登場する
“Following takes place between 9:00pm and 10:00pm”
日本語訳すれば「事件はリアルタイムで進行している」といったフレーズがあらわすとおり、劇中の時刻と視聴者の時間が同速度で進み、
リアルタイムで複数の事件や起こっている点です。
現実の1時間をドラマの1時間にすることにより、24時間で起こった事件を各1時間のエピソード24話で完結させるという、
今までにない画期的なスタイルのノンストップアクションドラマになっており、
大統領暗殺、バイオテロ、核爆弾テロなど壮大なテーマで各シーズンが描かれおり、アメリカドラマらしい豪快な作品になっています。

2001年の放送開始から、2010年に一度終了するまで、8シーズン×24話作られ、いずれも大ヒットしています。
2014年に「24:リブ・アナザー・デイ」として再開されましたが、こちらは全12話となっています。

1作24話は長いかなと最初は思ってしまいますが、非常にテンポがよく、24話全ての回が、
予想を裏切る衝撃的展開で終わるため、1度見ると続きが気になって寝れないのが最大の問題といっていいほど、
はまってしまいます。

ジャック・バウアー以外の登場人物も個性的で魅力的タップリな人間揃いで、
各シーズン毎に様々な活躍をしたり、トラブルを起こしたりで楽しめます。
その魅力的たっぷりな多数の登場人物んも中でも一際異彩を放つのが、
CTUの同僚でシーズン3から登場するクロエ・オブライエン(メアリー・リン・ライスカブ)です。
正直最初は見た目もきつそうで・・・うーんな感じですが、シーズンを重ねてジャックとの信頼を築き、
少しずつ綺麗になっていく姿はTWENTY FOURファンなら好きになってしまいます。

あと印象的な登場人物としては、ジャックの娘であるキンバリー・バウアー(エリシャ・カスバート)です。
毎シーズン彼氏が変わりながら、おそろしい頻度でトラブルを引き起こす魔性の女でむかついてしょうがないのですが、
時折見せる父親思いの一面や、お色気シーンによって憎めなかったりもします。

そのような人間描写も深く描かれていて、リアルタイム複数事件進行システムによる臨場感たっぷりの演出で、
最大の事件であるテロ解決以外にも、各登場人物の親子関係や、恋愛模様だけでなく、大統領の政治的苦悩といった一面までも見ることができ、
ただのアクション物ドラマでハラハラドキドキするだけでなく、笑いあり、涙あり、感動ありのすばらしい作品になっています。

まずはシーズン1の第1話を見てください。
そうすれば、すぐに「24 -TWENTY FOUR-」そして、「ジャック・バウアー」の 虜になってしまうと思います。

なお、ジャック・バウアーの吹き替えを担当されている小山力也さんを筆頭に各声優陣がピッタリはまっていますので、吹き替えでみるのもお勧めです。

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