節分の季節 今年の恵方巻は何にしよう

setsubun

あっという間に1月も終わりを迎え、節分の季節となりましたね。毎年この時期になると悩むのが「恵方巻」。これがないと節分が始まらないのではないかと思うくらい我が家では重要なものです。家族全員無口で同じ方向を向いて食べるのが毎年恒例の行事になっています。この日だけは家族誰も残業をせず、できるだけ早く帰ってくるのが定例化しつつあるんです。

そうなった理由は2年前、我が家に恵方巻が届かなかったことにあります。毎年恵方巻は、家族の中で仕事が早く終わった人が買いに行くという暗黙のルールがあったのですが、偶然2年前の節分の日は買いに行ける家族が全員何かしらの理由で残業となってしまったのです。1番早く買いに行ける人でもスーパーについたのは夜8時前。「さすがにまだあるだろう」と思い込んでいたのですが、売り場を見てみると既に何もない状態でした。今までスーパーの売り場に何も商品が無いところなど見たことがなかったので、とても衝撃を受けたことを覚えています。

さすがに節分に恵方巻がないのは味気ないと、仕事が終わった人からそれぞれ連絡を取り合い、恵方巻を探す旅に出たのですが、見つかったのはコンビニにある太巻きのみ。長いから良いとされている恵方巻なのに、こんなに短いものではと家族みんなで苦笑いしたことを今でも覚えています。

この経験から、節分を迎えるには前もって恵方巻を予約しておくことにしました。するとスーパーはもちろん、コンビニやインターネットの通販サイトでも予約をすることができることを知り驚きました。何よりも驚いたのは、恵方巻の種類も豊富になっていることでした。私が知っていたのは、オーソドックスなかんぴょうと卵焼き、きゅうりなどが入っているものでしたが、予約のちらしを見ると、エビカツやトンカツ、リッチな海鮮巻きなどがあったのです。最近では、いろいろなものを巻く時代になったのだなあと驚きましたね。
そこで家族にどの恵方巻を選ぶかアンケートを取ったところ、なんと全員不一致。家族と言えど、食の好みは全く違うようで全く決まるような気がしませんでした。なので、もういっそのこと家族1人1人違う種類の恵方巻を食べることにし、満場一致。

なので、節分の日には自分の空きな恵方巻が食べれるとなって、全員早く帰ってくるようになったのです。「今年は何にしようかなあ」なんて、家族で会議するのも楽しく、たまにはそれぞれ好きなものを選ぶのも良いなと感じるイベントです。

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