女性ひとりで、定食屋さんで外食しました。

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行ってはみたかったものの、ひとりだと行くのが怖くてチャレンジできなかった格安定食屋さんにはじめてひとりで行ってみることができました。
その定食屋さんは、仕事の昼休みらしいおじさんがたくさんひとり飯を楽しんでおられ、それぞれ思い思いに新聞を読んだりタバコを吸ったりして過ごしているようなので、女性ひとりで入るのはなかなか勇気のいるところでした。

とんかつ定食や、山盛りの唐揚げ定食など、魅力的でがっつり系のメニューを外から見て、いつも気にはなっていたのですが、そのインパクトに気圧されて、なかなか行くことができませんでした。
おじさん達の憩いの世界にわたしが突入してしまうことで、雰囲気を壊してしまうのではないだろうかと変に気を使ってしまっていたのですね。
でも、安い料金で家庭的な料理が楽しめるなんて非常に魅力的です。
それに、わたしは料理が苦手で、揚げ物なんて家では作ることができないんです。
ですから、唐揚げやとんかつは、外食で食べるものという印象がありました。

唐揚げやとんかつは、コンビニやスーパーで買って帰るのは、あまり美味しくありません。
部屋で寂しくレンジでチンして、すこしクタクタになったお惣菜なんかを食べていると、寂しくて悲しくてたまらないですよね。
かといって、唐揚げやとんかつを専門店で食べるとなると、なかなかお金がかかります。
相場としては1200円ぐらいにはなるのではないかと思います。
1000円以下で、おいしい揚げ物を食べに行こうと思うと、そういうお店を見つけるのはなかなか難しいのではないでしょうか。
もしかしたら田舎街の素朴なお店なんかに行くと、女性も入りやすい家庭的かつ安いお店もあるのかもしれませんが、街中だとなかなかそういうお店はありません。

そういうわけで、憧れの大衆チェーン定食屋さんにはじめて行ってみたわけですが、行ってみればなんということもありませんでした。
おじさんがカウンターの向かいでご飯を食べていましたが、別に女性一人だからといって居づらくされるようなことはなにもなく、安心しました。
思えばおじさんだからといって、皆がみな意地悪なわけではないですよね。
おじさんにも善良な人はたくさんいるということにやっと気がつきました。

職場の中年の人は意地悪だったり気性が荒い人が多く、そういう人ばかり見てきたので、わたしはおじさん達に対して恐怖心が大きかったのです。
しかし、定食屋さんの中はいたって平和なもので、みなさんのんびりお味噌汁などをすすっておられました。
さらに驚いたのは、ご飯が食べ放題だということでした。
店内の巨大な炊飯器の中には大量のお米が焚かれており、おじさん達はしゃもじでそれをすくって思い思いにお茶碗に盛っていました。
定食は小鉢もついていたので、お漬物などをうまく利用してご飯をパクパク食べていました。
わたしも恐る恐るでしたが、ご飯をおかわりしてみました。(●>艸<)美味!!
普通に温かくておいしいお米だったので、お味噌汁と一緒に食べられました。
定食屋さんの店員さんもいたって親切で、店内も清潔だったので良かったです。

はじめて行ってしまえば、あとは楽なもので、それ以来、仕事の帰りなどにちょくちょく利用させてもらっています。
コンビニやスーパーのお惣菜とは違い、揚げたての揚げ物は美味しいので嬉しいものです。
これからも、外食をうまく利用しながら、豊かな生活を送っていきたいです。
つましい毎日ではありますが、たまに定食屋さんに行けるぐらいにはお金を稼ぎ続けなくてはならないなあと感じる日々です。
わたしも人に温かい唐揚げなんかを作ってあげられるようになりたいとも思うので、頑張って練習します。(v^ー°)

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